「いい子!」に育ってほしいけど…

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我が子の人生をサポートしてあげて下さい(^_-)-☆

我が子に「いい子!」になってほしいという気持ちはよくわかります。でも、幼児期の子供は、素直に自己表現をするので、時に、いたずらで壁に落書きをしてしまったり、物を落として壊してしまったり、反抗期からくるわがままな言動や態度など、いたずらや癇癪に、強く叱りつけてしまうことがありますね(笑)

ついつい「いい子はそんなことをしませんよ!」とか「そんな悪い子はうちの子ではありません!」というような、子供を脅かすようなことを口に出してしまうこともあるのではないでしょうか?!

もちろん、我が子に「いい子!」になってほしいからこそ、そういう言葉が出てしまうのですが、それは、逆効果なのです。

子供は敏感なので、パパやママのこのような言葉が続くと、「自分の気持ちに素直に振舞ったら、パパとママの愛を失う…」と感じるようになってしまいます(>_<) 子供にとって、親からの愛情を失うことほど悲しいことはありません(涙)

だから子供は、自分を抑えて「パパとママの言いなりになっていよう!」と考えるようになってしまうのです。

パパやママにとっては「いい子になった!」と安心するかもしれませんが、こうなると子供は、親の期待や理想を満たすためのロボットのようになってしまいますよ😢

親の前では表面的に「いい子!」でも、親の元を離れたとたんに、わがまま・乱暴・やりたい放題になってしまう子がいます。パパやママの前で抑制していたものが一気に出てくるのです😫

幼児期の子供の本来の姿は、パパとママの愛情に包まれているときが一番安心できるので、パパやママに許容してもらえる安心感から、多少のいたずらやわがままをするもので…

逆にパパやママがいない場面では、不安や緊張から、子供ながらに「ちゃんとしなくちゃ!」と「いい子!」になるものです(笑)

子供も一人の人間であり、大人になっても親が操作するわけにはいきませんよ!!

子育ての目的は、我が子の「自立(生活の習慣付け)」と「自律(気持ちのコントロール)」です。 そのために必要なことは、我が子を親の思い通りの「いい子!」に操作することではなく、困難にぶつかった時に、自分で考え、行動して、それを乗り越える力を育てることです。

わがままやいたずらの度が過ぎた時には、毅然と注意することは必要ですが、それが行き過ぎて、子供の心が満たされず、自立を抑えつけ、自分自身を信じる気持ちが持てなくなってしまうと、他人に否定されることを怖がるようになってしまいます😫

自分の夢や希望を見つけて、自分自身の足でしっかりと人生を歩む… パパとママの役割は、そんな我が子の人生をサポートしてあげることですね😁

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