「与える」=「愛」ではありません!!

我が子が何かを欲しがって泣きわめいていると「お願いだから泣き止んで…(>_<)」と、ついついその欲しい物を与えて泣き止ませようとしてしまいますね。

我が子が泣き続けると親の方が泣きたくなってしまいますよね…

あまりに泣き続けると、周りの人にも迷惑になるし、自分の仕事や用事も出来ないので、欲しがる物を与えて我が子の気をそらすのは育児の一つの知恵でもありますが、教育上〝百害あって一利無し〟は言うまでもありません。

子供は本当に〝頭がいい〟です。泣きわめけば親が欲しい物を与えてくれるとわかると、その行為をどんどんエスカレートさせます。「泣く→与える」を繰り返せば、泣くという行為が条件付けらて、それが当たり前になり、やがて正すことが出来なくなる… その後、その子がどんな大人に育って行くか?! もう想像が出来ますね(涙)

与えれば与えるほど親は感謝されず、子供はワガママになり、愛されない子になります。最悪なのは我が子が「親は自分の機嫌をとってくれる存在」だと心に刷り込まれてしまうことです(涙)

「親と子供は対等」「大人と子供は対等」という間違った価値観は絶対に持たせてはいけません!!

家庭の子育ての中で、親の言うことを聞く習慣をしっかり身に付けさせましょう。親は子供を教え、導く存在だと認めさせて下さい。我が子の前では立派な大人として振る舞い、毅然とした態度を示さなければ、我が子に〝親としての大切なメッセージ〟が伝わらなくなってしまいますよ。

親は子供を説得し、納得させることが大事で、子供の機嫌を取る必要はまったくありません。お子さんにとって親は「大きくて、強くて、絶対で、安心でき存在」でなければなりませんね。

「子供の好きな事だけをさせて、嫌がることは一切させない…」 親の愛情がたっぷり注がれているような良い響きのように聞こえますが、こんな子育ては、実は親の負担がどんどん増えて、さらに、自己中心的で、我慢が出来ず、感謝やいたわりを知らず、権利ばかりを主張する「モンスターチャイルド」を育てることになってしますます(>_<)

欲しい物を手に入れるためには、努力をして、我慢をして、ようやく手に入れるからその物の価値が大きくなるのです。これは当たり前のことですよね。

泣きわめいて、ワガママを言って手に入れた物には何の価値はありません。

我が子がたくさんの人を愛し、たくさんの人から愛される人間に育てることが親の役割です!!

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