「お手伝い」させていますか？！
以前読んだ本にこんなことが書いてありました。
「日本の母親は〝召使い〟のように子供に仕える… 対照的にアメリカの母親は〝召使い〟のように子供を使う…」
〝召使い〟という表現はどうか（？）と思いますが、確かに日本の母親… 父親も、子供のニーズを先回りして、子供の機嫌をとり、気を使い、自分のことは後回しにして、とにかく子供の世話をする… そんなイメージがありますね。そして、それが親の愛情表現と信じているように感じます。
我が子を成長させるためには『自分の力を発揮する機会』を与えなければなりません！！
まさに〝お手伝い〟が、その機会なんですよ(#^^#)
掃除・洗濯物の取り込み・食事の準備、毎朝新聞を取りに行く、玄関の靴を揃える、家の周りの清掃、マンションであれば廊下の清掃など、家庭の中には子供ができる「仕事」がたくさんあります。
出来るだけ早いうちから具体的な「仕事（お手伝い）」を我が子にさせましょう！！ 我が子の力でできそうな仕事（お手伝い）を与え、上手にできたら『褒める！！』 そして『感謝する！！』 つまり『自信』を与えるのです(^_-)-☆
頼んだ仕事（お手伝い）が上手にできるようになれば、それを継続的な仕事（お手伝い）にして、子供に責任を持たせます。
「玄関を綺麗にするのは〝せいや〟の役目よ」とか「お風呂の掃除は〝しょうや〟の仕事よ」というように決めるのです。もし、決められた責任を果たせなかったらしっかりと注意しなければなりませんよ！！ 自分でした方が手っ取り早いかもしれませんが、子供に最後まで責任を持たせることが大事です。
そして、年齢に合わせて徐々に高度な仕事（お手伝い）にしていくことで、さらに「自信」が深まりますね(*^^)v
母親が家族全員の世話を何から何まで〝召使い〟のようにやってあげるのではなく、「家族がお互いにできることをする！ 愛情を持って協力し合う！」 こんな家庭、家族の環境は、お子さんの健全な成長に欠かせませんね(*^^)v
『自分の力を発揮する機会』は、学力やスポーツの能力だけではありません！！
学力やスポーツの能力だけでは〝生きて行くためのスキル〟は身に付かないことを忘れないで下さい！！ それも大切なことですが、それだけでは偏りが出てしまいます(>_<)
日常の生活の中にもたくさんの〝生きて行くためのスキル〟を身に付ける場面、機会はたくさんあるのです(#^^#) 〝お手伝い〟もその一つなのです。
そもそも子供は『頑張ることが大好き！！』です。これは神様が全ての子供に与えてくれた特性です(^_-)-☆
だから白ゆり幼稚園では子供達に〝頑張る機会〟をたくさん与えます。それが〝自分の力を発揮する機会〟になるからです(#^^#)
「誰かに認められた嬉しさ！」「達成した時の満足感や充実感！」は、物事に対する〝自信と意欲〟へと繋がります。
家庭の中にもそんな機会がたくさんあれば… 「誰かに感謝される嬉しさ！」「誰かの役に立つという喜び！」「自分の役割を最後まで果たす責任感！」 〝お手伝い〟という『自分の力を発揮する機会』には多くの学びがあるのです！！
我が子への〝愛情〟は、我が子の〝将来に繋がる愛情”でなければなりませんよ！！
『自分の力を発揮する機会』を与えてあげるのが〝本当の愛情〟ですね(^_-)-☆